有限会社ギブアンドギブ

茨城県下妻市にある保険代理店です!

2015年09月

金木犀の花の香りがいつの間にかしていました。

常総市に住んでいる私たちは、9月10日の鬼怒川決壊によりこれまで体験したことのない大変な災害にあってしまいました。水害というものがこれほどまでに日常生活をこわしてしまうものかと思い知らされました。
「三坂町の土手が切れた」という情報が入ってすぐ、「ドン!」という音と共に濁流が家めがけて流れ込み、東側道路、西側田畑が川状態。水がものすごい勢いで流れてきて、住宅敷地内に入ってきました。
やがて、警察がボートを持って「避難してください」と来てくれ、ボートと警察車両で常総市地域交流センターへ避難しました。私たちは1日だけの避難でしたが、2週間以上たった今でも避難生活を余儀なくされている方々が大勢いらっしゃいます。
我が家から約1.5Kmの所が決壊場所。まだまだ、流されてきた家・車・その他たくさんそのままです。
切れた個所の仮復旧は終了したようですが、市民の生活の復旧は艱難を極めるでしょう。
ボランティアの皆さんが大勢来て下さり、片付けを手伝ってくれています。ありがたいことです。

常総市出身の芸人、赤プルさんが都内各地で義援金募金をしてくださり、常総市に送金してくれているようです。「がんばっぺ!常総」

火災保険はその名の通り、火災に備える保険です。
隣家から燃え移ったもらい火で家が燃えてしまったとしても、火災原因が隣家の「重大な過失」でない場合、損害賠償の請求ができません。
「重大な過失」とは、台所のガスコンロに天ぷら油の入った鍋を掛けたままその場を離れたことが原因で出火した、たばこの吸い殻が完全に消えたことを確認せずに、紙類が入っているゴミ箱に入れて放置し、出火したというような場合です。
自然発火などで火災が起き、隣家から燃え移り家が全焼してしまっても隣家にはそれを賠償する責任はないというのです。
家を持っている人にとっては自分の家を建てなおすためにも必要な保険といえます。

ほとんどの地域で保険料は値上がりします。が、一部値下がりする所もあります。
理由としては自然災害が増えたからだそうです。
火災保険は火災補償だけでなく、豪雨、竜巻、台風、大雪などの自然災害や水漏れなどの事故にも対応するものが数多くあります。

まずは自家の火災保険が値上がりか、値下がりするのかを確認しましょう。

地域の学校では、今日から2学期開始ですね。そして、防災の日でもあります。この日付は大正12年9月1日に起きた関東大震災にちなんだものです。

「高額療養費制度」について。
私たちは、必ず健康保険に加入しています。給与所得者なら毎月の給与から健康保険料を納めています。
健康保険を使うと、医療費の自己負担は3割です。
仮に1か月間に100万円の医療費がかかったとしても、30万円で済みますが3割負担とはいえ高額です。
1日から月末までの1か月の医療費が多額になった場合のためにあるのが、「高額療養費制度」です。
この制度を使うと、自己負担額はかなり減ります。

「例」 医療費100万円かかったとしても、高額療養費を使うと平均月収が27万~51,5万円(標準報酬月額28万円~50万円)の人なら、自己負担は8万7,430円で済みます。
平均月収51.5万円~81万円(標準報酬額53万~79万円)の場合でも、17万1,820円の支払いで終了です。
健康保険の対象となる治療なら、使うことを考えるべきでしょう。
ただし、使うためには原則として保険証に書いてある「保険者」に事前申請または事後申請が必要です。

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