地域の学校では、今日から2学期開始ですね。そして、防災の日でもあります。この日付は大正12年9月1日に起きた関東大震災にちなんだものです。

「高額療養費制度」について。
私たちは、必ず健康保険に加入しています。給与所得者なら毎月の給与から健康保険料を納めています。
健康保険を使うと、医療費の自己負担は3割です。
仮に1か月間に100万円の医療費がかかったとしても、30万円で済みますが3割負担とはいえ高額です。
1日から月末までの1か月の医療費が多額になった場合のためにあるのが、「高額療養費制度」です。
この制度を使うと、自己負担額はかなり減ります。

「例」 医療費100万円かかったとしても、高額療養費を使うと平均月収が27万~51,5万円(標準報酬月額28万円~50万円)の人なら、自己負担は8万7,430円で済みます。
平均月収51.5万円~81万円(標準報酬額53万~79万円)の場合でも、17万1,820円の支払いで終了です。
健康保険の対象となる治療なら、使うことを考えるべきでしょう。
ただし、使うためには原則として保険証に書いてある「保険者」に事前申請または事後申請が必要です。